見たり聞いたり試したり。
ホンダの創業者 本田宗一郎は、
人生における知恵は「見たり聞いたり試したり」から成ると説いた。
そして、その知恵の中で1番重要で、1番身になるのが、「試したり」であると、そう説明している。
これは勉強においてもとても大事なことだと思う。
教科書・参考書を見たり、授業を聞いたりするのは、たしかに価値はある。
しかし、それをした上で、自分で問題を解かなければ、当然自分のものにはならない。そこをサボるから成績が上がらない子がどれだけ多いことか。
先生として、日々しなければならないのは、「試す」という経験をどれだけ意識させられるかである。
そして、勉強において「試す」というのは、大きく分けて2つ。
演習量とテスト
たくさん試す機会を作る”演習量”
と
自分の力を試す"テスト”、だ。
試験という言葉に「試す」という漢字が入ってるのは、それが1番人間としての知恵となるという意味なのだと勝手に僕は捉えている。
演習して、テスト、演習して、テスト、そして試験。
このサイクルが重要だ。
見たり聞いたり試したり。
ぜひ三拍子揃って勉強できているか、意識してみよう。