苦手教科ある?
「俺、〇〇苦手だからさー」
「〇〇は、苦手なのー」
という、さりげない生徒の会話。
どこにでもある光景だと思う。
苦手意識は誰にでもある。
得意・不得意は誰にでもある。
しかし、それを他人に伝えることにどんな意味があるのだろうか。
はっきり言って、誰の得にもならないのではないかな。
多いのが
そうやって苦手だということを周りに言うことによって、できない自分を守ってる場合だ。
無意識にね。
先生や親から、そして自分から逃げるためにそういうことを言うのだ。
でも、それに真正面から向かい合わなきゃ絶対に苦手意識はなくならない。
この前の木曜日。1人の小学生が塾に来た。
木曜日は本来小学生の授業がないんだけどね。
この子は、算数苦手と自分で言ってしまうことがあった。
それでも、必死にテキストを進め、わからないところは僕に質問をしていた。
たった1人で。ひたすらに。
よく頑張ってたね!!
そして、次の日の算数の小テスト、見事合格したんだ。
もし、今の君に苦手な教科や単元があるなら、
苦手なものほど勉強しなさい。
人は無意識に苦手を遠ざけてしまうからね。
勉強ではそれは害だ。
勉強をしてそれが何か形になった時、それが例え小さな成功だったとしても、それが苦手克服への第一歩。
その成功体験を積み重ねていくことだ。
この小学生のようにね。
苦手意識をとっぱらえ!
自分の言う言葉には十分気をつけよう!