言葉の重み
人間って、自分が言った言葉や聞いた言葉にものすごい影響を受けてしまうのもなんですよね。
自分は、先生としてそれを日々実感する毎日です。
例えば、
「数学が苦手ー」とか、
「この問題難しい」とか、
さりげなくいってしまうこのような生徒の言葉。
それを僕は意識して注意します。
そういうことを頻繁に言っていると、潜在的にそう思い込んでしまうと思うのです。
それゆえ、苦手意識がついてしまったり、解ける問題も解けなくなってしまうのです。
だから、
「苦手と言ってたら、いつもでも得意にならないよ」
「難しいな、解けないなって思った問題も、今は解けないだけと思いなさい」
と言ったりしますね。
「嫌い」や「苦手」という言葉を使って逃げることは、一番よくないことです。
親がこういう言葉を使っていると、当たり前ですが
子どもも使うようになります。
だから、教える側もそういう言葉を使わないように意識していないといけませんね。
言葉は重いという話。