成績をあげるのが塾。
昨日書いたこのブログ。
ご指摘をいただいた。
「成績が上がってない〇%に入る親の気持ちは、どうなんですか。」と。
ごもっとも。
本当に情けない気持ちと
悔しい気持ちでいっぱいだ。
しかしこれは、ご指摘をもらう前から。
その子の成績や結果を見た時から。
ずっと、感じていること。
毎日。毎晩。
先生たちで、生徒1人1人の成績に目を通し、その子の行動について、話し合う。
この子はあれとこれが、良かったから成績上がったね!嬉しいね。
あの子は、〇〇ができなかったな、、、。次回、面談しよう。〇〇をできるようなサポートを考えよう。
成績が良かった子も、悪かった子も。全員。
全員の成績をあげるために。
でも、悲しいかな。
成績とは競争であり、誰かの成績が上がれば、誰かの成績が下がる相対的な面がある。
そして、何より。
本人の行動が鍵を握る。
有名なことわざがある。
馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない
僕たちが、どんな働きかけをしても、どんな話をしても、結局やるのは生徒本人。
大人が抱えている問題意識を子供に伝える難しさ、そして子供が実際に行動に移すための大変さ。
それを先生という立場になって、痛感するのだ。
いまだかつて、100人いたら100人の成績が上がったということはない。
というか、100%成績をあげられる。
そんな塾は存在しないのだと思う。
じゃあ、僕たちの役割は何か。
エイメイ学院の教育理念はこうだ。
人はこの世に生を受けたときから「学び」をはじめ、
日々の出会いやかかわりの中で、さまざまな力を身につけていきます。
そして、その「学び」の過程には必ず喜びや感動があり、
その喜びが子どもたちに希望を与え、将来への夢を描かせ、
自分について深く考えるようになります。
そのためには、私たちエイメイ学院は、
人間としての生き方について語りかけ、
生徒たちの心に感動を呼び起こし、一人一人の「夢」に真摯に耳を傾け、積極的に支援します。
僕なりの解釈を述べると。
子供たちに行動することの大切さ。夢や目標を持つことの素晴らしさ。人として大事なこと。
それをどこの塾にもない、圧倒的な熱量で伝える。
勉強における、成績アップを通して。
それが、エイメイ学院。
塾として成績アップは、欠かせない。
1人1人の数字に真摯に向き合う。そして、全力で応える。その覚悟と責任を常に持っている。
しかし、成績アップ(ダウン)を通して、子どもたちが何を感じ、何を得るのか。それが、何より大事だと思うのだ。
今日も必死で考えよう。
今通ってくれている君たちに何ができるかを。