燃えられない子どもたち。
自燃性、可燃性、不燃性という人を3つのタイプに分ける話がある。
自燃性
自ら目標を立てて、自ら行動していける人。
モチベーションが下がってきても、自分の力で立て直せる。
自分自身の力で燃え上がれる人。
こうなれたら、たしかに理想だ。
子供たちにもこうなって欲しいと望む大人は多いが、しかし実際大人でも自然性の人は少ない。
でも、最低限可燃性の人間であるべきだ。
可燃性
環境や誰かの言葉など影響を受けて、行動できる人。素直さとも言い換えられるかもしれない。
特に子どもたちにとって、
中でも勉強において、
この環境の力は大きいのだ。
頑張る雰囲気があれば、その雰囲気の中自分の持っている以上の力を発揮できる人を何人も見てきた。
逆に、頑張る環境や刺激がないと、頑張らない人は、実は大人にも多いのだ。
でも、それでいい。
自らが頑張れる環境に身を置けばいいのだから。
何度も書いてきているが、エイメイには頑張る雰囲気がある。それこそが、エイメイの強みである。
周りからの刺激で燃え上がれる。
最高じゃないか。
しかし、不燃性の人がいる。
不燃性
周りの環境、刺激、問いかけ、それらもろもろに一切影響を受けない。素直さの欠如。燃え上がれない人たち。
こう言う人たちは、どんなに働きかけても無駄なように思える時がある。
「この前も言ったじゃん!」
「なんであんなに伝えたのにできないの…」
そう思う時もしばしばあるだろう。
子どもたちの中にもいる。
でも、
この可燃性か不燃性かは、その人自身が選択できるものだと思う。
だから、周りの大人はいかに可燃性にするか、素直になれるか、そんなことを根気強く考え、火をつけ続けようとしないといけない。
不燃性の子どもがいたとして、それをもう無理だと諦めてしまったら、きっと大人になっても不燃性のままだ。大人になって不燃性だと、もう取り返しがつかないだろう。
だから、粘り強く、語り続けないといけない。
なぜ頑張るか、なぜ努力するか、目標持つことの大切さ、巡り巡って生きる意味とは、など。
考えを刷り込むのではなく、最終的には自分の頭で考えて、行動できるように。
決してあきらめない。