子どもが変わらないもどかしさ。
僕は、親ではないから、
本当の親の気持ちはわからない。
しかし、
毎日何十人の生徒に授業をし
毎年100人以上の生徒を見ているから。
わかる。
子ども変わらないもとがしさ。
このまま進めば絶対良くないと言い続けているのに、行動しない。
こうしたほうがいいよという、提案も聞かない。
約束したことも守れない。
中学生となると
それが親の言うことなら尚更聞く耳を持たない。特に男子はね。
大人は未来が予想できてしまうから、
途中で切れているような線路を進んでほしくないという思いがある。
どんどん加速していく暴走列車を止めるように、試行錯誤する。
でも、人が心を入れ替えたように、唐突に変わるということはないのだ。
だから、じっと我慢する時期はきっと必要だ。
大人にできることは、
常に問いかけ続け、変わるきっかけを与え続けること。
それだけなのだ。
変わるきっかけを掴むのは子ども自身なのだから。
そういうきっかけを与え続けられるように、
僕は教育者として、今日も問いかけ続けたいと思う。
君はどういう人になりたいのか。