減点方式の教育は悲しい。
かなり前の話だが、
20点満点の小テストを行った際
19点を取った生徒がいた。
そのテストは平均13点ぐらいのテストで
19点はクラスで1位の得点だった。
上出来の点数だった。
その1ミスはケアレスミスで、
20点満点を取ることができる力もあった。
僕はその結果を保護者様に
ウキウキで報告した。
「○○さん、今回の小テストよく頑張りました!!」と。
数日後。
その子が僕のところに来て教えてくれた。
お家の人に、
「ケアレスミスで1問、落としてるんじゃない!」
って怒られた、と。
そうか、、、。
たしかに。
ケアレスミスはいけない。
そのミス1つで入試は落ちる。
でもね。
なんだかな。。。
その子の頑張ったところ・いいところに目を向けないで、悪いところばっかりを指摘する教育は、僕は悲しいと思う。
そうやって
普段から減点ばっかりされた子供は
減点されないように不正するようになったり、
隠れて悪さをする様になりかねない。
少しでもいいところがあれば、
それは認めてあげる。
そして、改善すべきところが有れば
言葉を選んで指摘・アドバイスする。
それが、僕が思う
加点方式の教育。
そうやっていけば
必ず前向きに、
いい方に進んでいくと思うんです。