勉強は楽しいですか?②
昨日のこれの続き。
本当に何かを《楽しむ》ためには、強さ・実力が必要であり、自分の今の力と真摯に向き合うことが必要だと、書きました。
でも、一度、力をつければ、そのあとはずっと楽しいままかといえば、そうではないですよね。
スポーツとかで例えると、わかりやすい。
頑張って、ずっと勝てなかったライバルに勝つことができた!
その瞬間はきっとものすごく楽しいと感じるはず。
けど、さらに練習すればするほど、「できない」ことにぶつかる。
また、試合を重ねれば重ねるほど、勝てない相手と対戦することになるんです。
できることが増えて、
今までなかった強さや実力をつけて、
楽しむことができたとしても、
また、楽しくない時はやってくるんです。
それは、上には上があるからですね。
勉強でも全く同じことが言えますね。
それなら、やっても無駄??
違いますね。
上には上があること、さらに先があることを知ったうえで、何かができるようになることを楽しむんです。
勉強を楽しめる人は、勉強ができるようになる瞬間を知っている人です。
サッカー(をすること)を楽しめる人は、サッカーができるようになる瞬間を知っている人です。
仕事を楽しめる人は、その仕事がうまくいく瞬間を知っている人です。
その瞬間があるかないか。
それが、楽しいか、楽しくないかの分かれ目だと、僕は思います。