競争なしに上位は育たたない
上位の子が、上位になるゆえんは、
競争意識。
これに限る、と僕は思う。
上位の子に、最も必要なのは
良い教材でもなければ、勉強する場所でもない。
だって、勉強できる子なんだから、がむしゃらに努力しなくたってそこそこの結果はだせる。
塾に行かなくても、その気になれば、本屋に売ってる市販のテキストにだっていいものはあるし、その気になれば、家でも勉強できる。
じゃあ、必要なのは
いかにして”その気”になるかという、
気持ち、モチベーション、意識の部分だ。
人間、いつ何時もモチベーションが高いなんてことはありえない。
勉強やりたくないときだってあるし、ゲームやっちゃうときもあるし
成績上位の子だってディズニー行きたいんだ。(笑)
仕事だってそうでしょ。
だからそういう時に、気持ちを高められる環境が必要なんだ。
「もっと頑張らないと」「さらに上を目指そう」って思えるような環境。
それが子どもたちの中から引き出されるのは、
他者との競争意識がある環境に他ならない。
負けたくない。勝ちたい。頑張りたい。
人としての大事な感情。
ライバルという仲間がいたり、頑張って結果を出している先輩がいたり、結果が定期的に貼り出され、やる気が無い時に喝を入れる先生がいたり。
そういう環境。
そういう環境にいる上位の子は、強いんだ。
競争意識を引き出すのは、教材でも無ければ、勉強する場所でもないんだ。
僕が、1番大事にしていることかもしれない。