文章が読めない子どもたち②
さっきの続き。
中学生の10人に5人は、
文章を読んだとしても全く理解できないでいる、と書いた。
じゃあ、残りの5人が完璧に読めているかというと、そうでもない。。。
10人中3人ぐらいは、
文章を読んだ時に、「こういう言葉があったら、こういう式を立てる」というようなパターンで問題を解いている場合があるのだ。
個数を求める問題は、こうする。
%が出てくる問題は、ここに注目する。
とか、パターンで問題を解く。
こういうのを【 AI読み 】と言ったりするが、
これには、テストで点数を取るため”だけ”が目的の
安易な指導が関わっている。
塾などで、こういうときは、こうすれば点数が取れると教わる。
そうやって、習うことによって、たしかに点数が取れるようになる。
早く・正確に、ね。
でも、そうやって、教わった子たちには、
どんどん読解力がなくなっていく。
答えも、求め方もあってる。
だけど、文章の内容を全然理解できていない。
ということが、ざらにあるのだ。
学年のトップに入れるぐらいの実力があるのに、くすぶっている子は、そういう子が多いように感じる。
そういう子への指導もとても大切だ。
本当のトップは、
しっかり文章を読める子たちだ。
訓練しようね。しっかりと。