字が綺麗か、丁寧か。
字が汚い子に、
塾講師をしていれば、何人も出会う。
逆に、書道に通っていたりする子は
めちゃくちゃ綺麗な字を書く。
僕はというと、
とてもじゃないけど、
バランスよく、綺麗な字は書けない。
僕も字が汚いのだ。
しかし、
この字が綺麗か汚いかというのは、
はっきり言ってどうでもいいことだと思う。
当然、
字が綺麗にかければ、かっこいいし
そこに美学を感じるのも、日本の文化だ。
じゃあ、何が大事かというと
人に読んでもらう字を
丁寧に書けるかどうか、
ということではないだろうか。
日記とか手帳のように
自分だけが読む字は他の人に読めなくても
なんら問題ない。
しかし、テストや手紙などで
他の人が読めない字を書くのは、
当たり前のことだが、良くない。
そして、これは綺麗か汚いかではなく
丁寧に書こうとしてるか、してないかという
意識の問題だ。
たまに、生徒を見ていて
テストに何を書いてあるかわからないような、
字を書く生徒がいるが、
これは、意識の問題が大きいと思う。
丁寧に字を書こうとすれば、
誰がかこうが、それなりには読めるものになる。
手紙なら、
味も出て思いも伝わる。
だから、字が読めないような生徒には
好きな子に渡す手紙だと思って書きなさいって
冗談で言ったりする。
笑
そうすると、丁寧に書こうとしてくれる。
綺麗か汚いかではなく、
丁寧かそうじゃないか。
意識の差だよってことを、伝えたい。