計算は速ければ速いほどいい。
中学生なら、
正負の四則計算、文字式の乗除、連立など。
ここらへんは、複雑にしようと思えば、いくらでも複雑にできる計算問題で、私立の上位校でも出題される。
どんなに複雑であっても、正確に計算できるというのは、ある程度のレベルになれば、当たり前のことになる。
時間をかければ、まぁ解けるよね、ってなる。
けど、本番の入試では制限時間もあるし、他の大問にも時間がかかるから、最初の計算問題に余計な時間をかけてはいられない。
また、最初の大問だけでなく、
文章題の式を立ててからの計算や
図形の辺や角を求めるなど、
数学は、入試やてすとにおいては、高い処理能力はあると相当有利。
だから、正確に解けることは前提として、
計算は速ければ速いほどいいのだ。
この計算の処理能力は、
一朝一夕で身につけられるテクニック系なものもあるが、
その大半は、圧倒的な問題数をこなす中で身につけられる経験が大事になってくる。
小学生から、塾や家庭でそういう訓練をしてきた子とそうでない子では、やはり大きな差があると感じる。
小学部で10月から計算トレーニングをご家庭の協力のもと進めてはや1ヶ月半。
目先の成績という観点ではなく、
先々のためということを意識しておこう。