受験前のスランプ
受験前。
突然にして、ある教科もしくは複数教科において、スランプになったと感じることがあるかもしれない。
僕も、そうだった。
中3の1月。
冬期講習を超えたあたりから、数学が全く解けなくなってしまった。
2学期の模試では、
単科偏差値70も取ってたんだけどね。。。(笑)
完璧に”スランプ”だと思った。
結局、それが改善されることなく、本番を迎えた。
今振り返って、なぜスランプになったか考えてみた。
それは、問題を解く時の論理•理由(ロジック)の無さから来るものだったように思う。
僕は、数学の問題を直感で解いていたのだ。
それは、諸刃の剣であり、良い時はいいけど、悪い時はとことんだめ。
勉強において、それは最大の弱点となる。
それに気付けなかった。
問題を解く際に
ある程度力がある人でも、一つ一つ理由づけて解く事なく、
感覚に頼って問題を解いてしまうこと人は少なくない。
つまり、自信がある教科でも、勘や感覚に頼ったりして、
本当の実力がついてないということが往々にしてあり得るのだ。
そして、受験間近、模試や過去問などを解いていく際に、それが浮き彫りになる。
スランプに感じるものも、ただただ実力不足。
受験前のスランプは、自分自身の経験からそういうものだと思う。
だから、スランプだと感じたなら、
実力不足だと割り切って
慌てふためず。
今まで解けていた問題や解けるはずの問題を、
どうやって解けばいいか、どうやって解いていたか、
そのプロセスを一つずつ確認するのがいいだろう。
焦らず、それこそじっくりと。
1番いけないのは、今までやってきたことを疑い、
必要以上に不安になること。
自信を無くしてしまうこと。
焦ってしまうこと。
大丈夫。
君が今までやってきたことは間違ってない。
自分を信じて戦い抜くんだ。