謙虚な姿勢が学力を伸ばす。
勉強において、
一部の人は、“天才”とも思われる才能の持ち主がいる。
概念の理解が早く、それを一度身につけただけで、応用問題も解けてしまうような子。
ガリガリ勉強しなくても、テストの点数がいい子は本当にごく一部いる。
そこまでいかなくても、少ない勉強時間で要領よく、点数を取れる子はいる。
そういう子は、たいてい傲慢になる。
「自分は勉強しなくても、他の人より勉強ができる。」
「すべて理解してる」
そんな傲慢さ。
でもね、世の中には君の
知らないこと・わからないことだらけなんだ。
僕もそう。
数学の先生で日々教える立場にありながら、数学の勉強もしている。
数学の世界は無限に広がっているからね。
僕なんか、数学の「す」の字をようやく理解し始めたぐらいかもしれない。
「自分の知識なんか到底小さなもの。まだまだ謙虚に学ぶ姿勢を持たなければならない」
そういう姿勢が学ぶ人には、絶対必要だ。
ソクラテスはこの姿勢を、
無知の知と表現した。
「もっと知らない世界を見てみたい」
そういう謙虚な姿勢が、人を強くする。
才能があるのにそれを無駄にするのはもったいない。
謙虚に学び続けよう。
僕も。