動機は不純でいい

この前、

1週間前に彼女ができたから、

勉強へのモチベーションや

学校に行くモチベーションが超絶上昇している

という、男子高校生の話を聞いた。

なんという、不純な動機！

(笑)

でも、

人間これが普通だ。

多くの人が、動機は

「誰しもが認める・誰もが応援したくなるような」

純粋なものじゃなきゃいけないと

思っている。

学校であれば、

「自分の学力を高めるためだ！」とか

「能力を高めるためだ！」とかね。

しかし、ほとんどの場合、

動機はそんな純粋なものではなく

自分の欲を満たしたり、内面のブラックな

不純な動機なことのほうが多い。

学校に行く動機が

「好きな人に会えるから」でも、

勉強する動機が

「あいつには負けたくないから」でも

これが、

他人を陥れるようなものや欺くものではない限り、

行動が純粋ならば、動機は不純でいいと

僕は思う。

むしろそれが普通。

かくいう、僕も高校を選んだとき、

最初の動機は

「この高校に入れば、モテそう！」

と思ったからだ。

実際にその高校に入り、

モテはしなかったけど(笑)

そこでの3年間は何にも変えられない

一生の宝物になった。

何か決めたり、始めたりするときの動機は

案外ドロっとした欲望だったり、

ふいに起きる衝動がきっかけになりえる。

それを

自分が考える純粋な動機に書き換えて

自分を騙す必要は、さらさらない。

最初は不純な動機でも、

そこから生まれるものはたくさんある。

人生そういうもんだな、とふと思う。

自分の気持ちに素直であるというのも、

大切なことだよね。

頑張れ、高校生！笑