「どうせ無理」
あれやってみたい。
これやりたい。
ああなりたい、こうなりたい。
そういう自分の中の
理想というか、欲というか、願望は、誰にでも存在するものだと思う。
でも、現実とは、実際にやってみると、上手くいかないことばかりである。
ダイエットとか読書とかが、わかりやすい例かもしれない。
続けてやらなきゃ、やりたいと思っても、
やってみては失敗して、またやっては失敗して。
そういう経験を重ねると、次第にある言葉が自分に重くのしかかる。
「どうせまた無理」
これ。
やりたいな、やらなきゃなと思っても、この「どうせまた無理」という言葉が頭をよぎる。
そうすると、人間はどうなるか。
どうせ行かなくなるジムに登録するのは、もったいない。
どうせ読まない本を買うのはもったいない。
どうせ勉強なんかしても、自分には時間の無駄。
と、考えるようになる。
この思考回路が人間をだめにしていくんだ。
だって、行動しないこと方が、よっぽど、もったいないことのはずだから。
また行かなくなるかもしれないけど、今度こそは続くかもしれない。
買ってみたら、確かに読まないかもしれないけど、何かを得られるかもしれない。
勉強しても、確かに成績が上がらないこともあるかもしれないけど、新しい発見があるかもしれない。
その機会を逃すことの方が、もったいない。
失敗してもいいじゃん。
挑戦しないことが、何よりもったいない。
だから、あれやりたい、こうしたいというのがあった時、
つまり、好奇心が少しでも沸いた時、何でもいいから行動とセットする方がいい。
それは何かを買ったり、通ったり、
お金や時間を投資することが必要な時もある。
それでも、その投資を勿体無いと思ってると、そこに成長や楽しい人生はないと、僕は思うね。