技は洗礼されていく
中学1年生と2年生のテスト採点をしている。
こうやって、丸付けをしていると普段は見えないものが見えて来る。
何が弱点で、これからの課題は何か。
そんなことをまとめているのだが、
一つ気になったことがある。
それは、ケアレスミスに関して。
ケアレスミスは、圧倒的に1年生の方が多い。
英語の三単現のミス、数学のπ忘れ。
これらは、代表的なケアレスミス。
1年生も、2年生も理解してわかってはいる。
しかし、ミスるのは1年生が多い。
なぜか。
それは、2年生は技が洗礼されているからだと思う。
たくさんの英文や問題を解く過程で、時制や三単現の英文のちょっとした違和感に気づくことができるようになったり、πがなかったらおかしいと気づけるのだ。
経験がミスを減らすことにつながるとも言える。
定期テスト勉強や普段の勉強を通して、技を洗礼していっている2年生の方がミスが少ないのは必然とも言える。
とはいえ、2年生もまだまだ。
ミスもある。
磨きあげよう、己の技を。