EIMEI-TOP代表 徒然なる横山

【夢見る塾講師】埼玉県富士見市・ふじみ野市EIMEI-TOP塾長・エイメイ学院鶴瀬校舎数学担当のなんでもブログ

生徒に合わせる先生は、害。

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昨日の夏期講習のとあるクラスの授業内で、

ずっと葛藤していた。

 

それは、

 

「今日の宿題の範囲をどうするか。」

 

 

宿題は、宿題専用のテキストで、

難易度が問題ごとに振ってある。

 

 

夏期講習中は

毎回1単元ごと、進んできた。

 

 

そして、今回の単元は、

ほかの単元より難易度が全体的に高い。

 

 

 

生徒がより大変なるのは、

目に見えていた。

 

 

 

だから、その中の難易度が、

高い問題は削ってしまおうか、と。

 

 

悩んでいた。

 

 

 

 

 

その理由は、

こんなことを思ったから。

 

「クラスの中には、勉強が苦手な子もいる」

「宿題をやってこられない人がいる」
「難しい問題に立ち向かえない人がいる」
「習い事や部活に忙しい人もいる」

 

 

 

いろいろ悩んだ結果、、、。

 

 

 

授業の最後で、

宿題の範囲を甘くする決定をした。

 

 

 

生徒たちは、

喜んでいるように見えた。

 

 

 

 

 

当たり前だ。

 

いつもよりやらなきゃいけない勉強が減り、

楽になるのだから。

 

 

 

 

そして、授業後。

 

 

 

 

モヤモヤが残って、ずっと考えていた。

 

 

 

 

 

あの決定に、どんな意味があったのだろう。

誰に得があったのだろう。

 

 

 

 

頭の中が、グルグルした。

 

 

 

 

そして、気づいた。

 

 

 

 

あー。

無意識に生徒に“合わせて”しまっていたのだ、と。

 

 

 

大変だとわかっていたからこそ、

甘くして優しくするのが、いいと考えてしまった。

 

 

 

でも、

 

 

それで成績を伸ばせるのか??

それが、本当に生徒のためになるのか??

 

 

 

 

そして、

改めて心に誓った。

 

 

 

僕の役目は君たちの成績・学力を上げること。


君たちに合わせることではない。

 

 


たくさん悩み、たくさん考え、

たくさん問題を解いた人が勝つ。

 

 

それが、勉強の鉄則。

 

 

 

 

 

 

気づけば、

 

同じ学年の違うクラスと

小テストの結果を比較して、

差が歴然だった、、、。

 

 

 

申し訳ないことをした。
こんな”差”を生ませてしまって。

 

僕の責任だった。

 

 

 

すぐに生徒に向けて、メッセージを送った。

 

範囲をもとに戻すことに対して、謝罪。

 

それの意味。僕の思い。

 

 

伝わったかな。

 

 

 

僕は、

もう君たちには合わせない。

 

それは、

君たちに負荷を与え、成績を伸ばすため。

 

それが、使命だから。

 

 

夏期講習も、終盤。

 

 

手を抜くな。

そう、自分自身に言い聞かせる。