質問の仕方でわかる
質問の仕方で、
その子が今後伸びるかどうかというが
だいたいわかる。
伸びないだろうなっていう子は、
質問が抽象的。
「この問題、わかんない。」
「どうやってやんの」とか。
これは、前提となる知識の欠如から来るものだ。
逆にいえば、
何がわからないかわかってないから、
そういう質問の仕方しかできないのである。
でもだからこそ、
質問の仕方を変えてみることが、理解を促すきっかけになりうる。
質問する時に、
自分は何がわかってないんだろう、と考える時間を少しでもいいから作る練習をしないといけない。
だから、事前に解説を読んだり、自分で調べる時間を作るという行動につながる。
それこそが、考える力をつけるということなのだ。
成績が伸びそうだなって人ほど
具体的な質問ができる。
「これは〇〇だと思ったんですけど、なんで違うんですか。」
「解説にはこう書いてあったんですが、なぜこうなるんですか。」とね。
自分が何がわからないかを理解しているからこそ、そういう質問ができるようになる。
自分で考える練習を積み重ねているからこそ、質の良い質問が出来るようになる。
成績を伸ばしたいと思うなら、自分で自分の理解を広げる訓練が絶対に必要なんだ。
それは、質問という一つの手段を見ても、わかるものだ。