振り返る勇気~勉強の正しい姿勢~
勉強をしていると、
わからない部分、理解できない部分というのが当然出てきます。
そのわからない原因は様々ですが、
その一つとして、前提となる知識がわかってない
というのがあります。
例えば、
中学2年生で習う【連立方程式】
これは1年生で習う【1次方程式】が解けなければ、理解することはできません。
さらに、その連立方程式が理解できなければ、
3年生で習う【2次方程式】を解くことは難しいでしょう。
もちろん、教科の特性もあるでしょうが、
勉強にはその段階に応じた「予備知識」となる
前提になる知識を頭に入れておかなければなりません。
なので、必要であれば、その前提となる知識を学び直すことも必要です。
連立方程式を解きたければ、
1年生の教科書を開いて方程式の解き方はマスターする必要があるのです。
しかし、
勉強がに苦手な人は、この前提となる知識を入れること
「振り返る」ことを嫌います。
おそらく
自分ができないということを許したくないのか、
めんどくさいのでしょう。
しかし、この「振り返る勇気」を持たなければ
当然勉強はできるようになるわけないのです。
定期テストはなんとか誤魔化せても、理解が及んでないその状態で
後々痛い目に合うのは自分です。
高校生が、数学ⅡBの勉強をしていて、2次関数のグラフの形が
イメージできなければ数Ⅰを学び直すべきなのです。
社会人であれば、本や論文を読んでいてわからない単語や表現があれば、
ググってみるべきなのです。
そういう地道な努力が結果に表れます。
これは、大人も子供も変わりません。
それが勉強における正しいと、僕は考えています。