勉強の伸び悩み段階
「勉強やっても伸びない」
「頑張ってるのに結果が出ない」
そんな声は毎年のように聞く。
これは段階にもよるので、詳しい分析が必要だ。
例えば、1年生。
中学生になり定期テストを3回受けているが、まだ勉強法の確立が出来てない段階の子が多い。
自分にあった勉強が出来てないのだ。
たまたま意図せず出来たりするときもあるから、テストの点数は上下することもしばしば。
当然、量も意識しなければならないが、
その中の質を高めるために、どういう時に点数が取れて、どういうときは取れていなかったか、考える事が必要だよ。
焦る必要はない。自分のペースでじっくり成長していけばいい。前に進み続ければ、必ず花開くときが来る。
焦る必要はないが、立ち止まってはいけない。
そして、3年生は話が変わってくる。
受験まで2ヶ月弱。残された時間は少ない。
この時期に伸び悩む生徒にとって、焦るなと言われても、到底無理なこと。
3年生は勉強法が確立していなわけではないだろう。どうやれば点数が取れるかは、自分の頭の中で冷静に考えば、わかるはず。
でも、焦ってしまうから大事なことを忘れてしまうことがある。
それは、勉強の基本。
「わからない」を「わかる」ようにして、「できる」まで反復する。
これだけである。
焦れば焦るほど、勉強時間や量に気を取られてしまう。
けど、大事なのは”効果のある勉強”時間の確保である。
勉強の中でちゃんと「テスト」してるかい?
何が出来て、何が出来ないかを確認する時間をとっているかい?
「やばい」と焦っていても現実は変わらない。冷静に。自分を見つめなそう。
勉強をしていれば、多かれ少なかれ伸び悩む段階というのは必ずある。
それでも、ずっとそれが続くことはない。最後の最後は、努力した人が報われる。
勝負の12月になるよ。