小難しいこと書きます
以前、会議でこんな話題がありました。
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台風の影響で千葉県の大規模な停電が数日間続いた件で
今の日本は、電柱が地上に発展途上国並みにある。
災害の時は被害が大きくなる原因で、景観も悪くなったりといいことはない。
解決策は地中へやればいいのです。多くの先進国はそうしているのです。
解決策はわかっているけど、従来の方法にしがみついて離せない。
そんな現状がある。そして、毎年電柱は増え続けている。
うちの会社も似たようなところがあるのではないか。
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ここで自分が頭の中でリンクしたのが、
【 計画のグレシャムの法則 】です。
知らない人はこのサイトをどうぞ。
↓↓↓
https://www.01booster.com/columns/blog/2030
「悪貨は良貨を駆逐する」という有名な言葉ですが、
ここから発展させた
「日常業務(=悪貨)は革新(=良貨)を駆逐する。」
という、経済学者のサイモンが提唱したものがあります。
つまり、革新が必要なことはわかっているけど
日常業務のルーティンに追われてしまって革新ができないということが
会社や組織においては往々にして起こるということです。
サイモンはこれでノーベル賞を受賞しました。
ある悪い状態になっているとき、
組織はその解決策もわかっているが、なかなか現状を抜け出せないというのは
計画のグレシャムの法則で説明することができます。
そしてこの状態を抜け出すためには、
3つの方法を行わないといけないと言います。
その3つの方法についてはまた今度!