結果を指摘しない
テストが返ってきて、僕たちもその結果に目を通す。
そして、結果をフィードバックする。
ここはどうしたの?
何が足りなかった?
あの時、あれを頑張ったからこういう結果だったね!
自分で考えてもらえるようにする声掛けは意識する。
その時に注意してるのが、
結果で指摘しない、ということ。
90点だった生徒に、「なんで10点落としてるんだよ!」っていても仕方ないじゃん。
そんなこと、言われなくても本人はわかってる。
平均点にも満たない子に「平均点ぐらいいきないさいよ」なんて言っても無意味。むしろ害でしかない。
わかるよね。
中学生ともなれば、その結果を見て、いいか悪いかなんて自分で判断できる。
それに対して、親を含めた周りの大人が、わかってる現実を再認識させる必要はまったくもってない。
どうしてこんなこともできないの、そうやって子どもを叱責する親がよくいるが、何がしたいかよくわからん。
いいところに目を向けてあげる。
「ここはしっかりできてるじゃん」「頑張ったね」
そんな言葉で子どもは自分で伸びていくよ。